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「新卒採用」の注目ニュース

外国人留学生の7月時点の内定率は40.6%~『外国人留学生の就職活動状況調査(20卒)』:ディスコ

[2019.08.20]

株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:新留正朗)は、キャリタス就活2020に会員登録している外国人留学生を対象に、職業観や就職活動状況などを調査しました。比較可能なものに関しては、国内学生や海外の大学で学ぶ日本人留学生の調査データを引用しながら分析しました。
(調査期間:2019年6月28日~7月18日、回答数:320人)


<調査結果詳細(一部抜粋)>
■現在の日本語力
はじめに、現在の日本語力について尋ねた。「ネイティブレベル」(18.8%)と「ビジネスレベル」(56.9%)を合わせて、ビジネスレベル以上の日本語を話せる外国人留学生は8割弱(計75.7%)。JLPT(日本語能力試験)のレベルについては、最高レベルである「N1」を保有している人は6割強(65.9%)。他方、「持っていない」人は1割に満たない(8.1%)。企業が求める日本語コミュニケーションレベルやJLPTの入社基準に達している外国人留学生は多い。


■就職したい企業の規模と志望業界
就職したい企業の規模は、「業界トップ企業」(26.3%)と「大手企業」(37.2%)を合計すると6割を超える(計63.5%)。大手志向と言われる国内学生より5.5ポイント高く、外国人留学生の大手志向の強さがうかがえる。
一方で、「中堅中小企業」を希望する学生の割合も、国内学生を上回っており、希望の企業規模を明確にして就職活動をする傾向があるようだ。


■就職活動開始時期
外国人留学生が就職活動を開始した時期は、「4年生の4月」が約3割(26.3%)で最多で、次いで「3年生の3月」(11.6%)が多い。採用広報解禁(3月)以降の合計は半数を超える(計53.2%)。
一方、国内学生では「3年生の6月」が最も多く(23.8%)、3月より前の合計が9割を超えている(計97.3%)。国内学生に比べると、外国人留学生の動き出しは遅いことがわかる。


■就職活動量と内定状況
調査時点(7月)でのエントリー社数は、平均22.2社。同時期の国内学生(29.7社)の約7割にとどまる。しかしながら、エントリーシートの提出社数、筆記・WEB試験の社数などは国内学生をやや上回る。志望企業を絞った上で精力的に活動している様子がうかがえる。
一方で、内定率は国内学生が8割超であるのに対し(84.0%)、外国人留学生は4割にとどまる(40.6%)。内定取得者も含め73.2%が調査時点で就活中だった。国内学生(28.0%)よりかなり多く、動き出しの遅さから進捗の遅れが目立っている。

 

■詳細レポートはこちら
 

【調査概要】
調査機関:株式会社ディスコ キャリタスリサーチ
調査対象:2020年3月卒業予定の外国人留学生(現在、大学4年生・大学院修士課程2年生)
調査方法:インターネット調査法
調査期間:2019年6月28日~7月18日
サンプリング:キャリタス就活2020に登録している外国人留学生2,774人
回答者数:320人(大学院165人、学部155人)

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社ディスコ https://www.disc.co.jp/ /8月19日発表・同社プレスリリースより転載)

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